湿気について

マットレスが吸収する湿気は、空気中のものだけではなく、毎日の睡眠中にかいた汗もあります。いずれにしてもマットレスを乾燥させるために、定期的に上下を回転させたり、裏返したりといった、手入れはしたほうがいいです。片面にウール、片面にコットンを使い、季節によって使い分けることを勧めているマットレスもあります。

 

マットレスだけでなく、ベッドパッドもきちんと敷くことは基本中の基本です。また、水分を吸い取るのは、やはりコットンなどの自然素材です。肌に直接触れる部分(シーツやタオルケットなど)は、自然素材を使った方が、肌触りがいいだけでなく、マットレスの持ちの良さにもつながります。また、コイルとキルティングの間には、詰物(薄いフェルトやフォーム材)が入っています。詰物はあくまでもスプリングの良さを助けるサポート材で、ベッドの質はコイルで決まるで決まります。詰物がたくさん入ったマットレスは、一般的にへたりが早いということも覚えておいた方がいいと思います。