寝室をつくる

まず快眠に必要なことは、これから眠るという意識の転換です。そのためには独立した寝室をつくることが重要です。独立した寝室といっても、経済的な理由などで難しいこともあると思います。ですので、必ずしも部屋を分ける必要はありません。その部屋が眠りに適した部屋であることも、まずは気にしなくてもいいです。これから眠るという意識の転換ができるかが快眠するには大切なのです。

 

例えば、居間や茶の間などを寝室として使う場合でも、はっきりとそのどちらかを寝室兼というようにし、眠る時間になったらその部屋は、寝室になると決めておけばいいのです。そのためには部屋のムードづくりも大切です。居間を寝室と兼用する場合には、照明をスタンド式に変えたり、カーテンを引いたりと昼間の雰囲気とかえることによって、眠るための意識の転換がしやすくなります。

 

また、書斎や勉強部屋を寝室に使う場合でも、仕事に関するものを見えなくする工夫をすることで、一気に眠ることへの意識を高めることができます。その場合にカーテンやブラインドが有効です。単に光を遮るだけでなくそういった空間をつくるためにも役立つアイテムになります。

 

やはり独立した寝室があるのがいちばんですが、「これから眠る」という意識をもつことが快眠に有効な手段のひとつになります。