トゥルースリーパーは腰痛に適しているか?

腰痛にはさまざまな原因がありますが、そのひとつとして、腰痛も肩こりと同じように血液の流れが悪くなることでおこります。そのため、睡眠中の姿勢によっても、腰痛が悪化することがあるのです。

 

ただし、眠る時に姿勢をあれこれ考えるのは、眠りの妨げになってしまします。そのため腰痛の方のマットレス選びは、特に慎重にならなければなりません。俗説で昔から、腰痛の方は固めのマットレスの方がいいと言われていましたが、最近ではその考えは少しずつ見直されているようです。

 

人間の骨格は横から見ると、背骨が胸のところはへっこみ、腰のところは出っ張っており、ゆるやかな S 字カーブを描いています。この背骨の状態こそ、人間の無理のない自然な姿勢と言われています。そのため、固めのベッドで眠ると体が一直線の状態になってしまうので、固めのベッドが良いという考えが見直されている原因のひとつです。

 

 

さて、トゥルースリーパーが腰痛の方に適しているか? ということですが、前置きが少し長くなってしまいました。

 

まず、腰痛は血行の悪さが原因のひとつです。トゥルースリーパーの素材は低反発素材 なので、体圧の分散力が高く、血行の流れを良くする効果があるのでトゥルースリーパーは適していると思います。

 

問題は沈み込みの点です。一般的に小柄な人ほど柔らかいマットレス、大柄な人ほど硬いマットレスを選ぶのが基本です。これは大柄な人が柔らかいマットレスに寝ると、お尻だけが深く沈みすぎて背骨が反ってしまう状態になるからです。逆に小柄な人が硬いマットレスに寝ると、マットの反発力に体が負けてしまい、体の出っ張った部分が強い圧力を受けて鬱血しやすくなるからです。

 

トゥルースリーパープレミアムの厚さは5センチ なので、普通の体系の人はあまり沈み込みを気にしなくていいと思いますが、大柄な人にはトゥルースリーパーに限らず、低反発素材はあまりおすすめ出来ない と思います。あくまでも個人的な評価なので、どうしても低反発にこだわりたい方は試すのもいいと思います。やはり低反発の素材は気持ちいいですからね(笑)